いちとまんまると in イギリス

夫と私と息子と娘、4人暮らしの日々

バイリンガル育児、2歳半の息子の英語力。

こんにちは。アメリカ生活2年目のいちです。

我が家は子供達をバイリンガル環境(夫=英語・私=日本語)で育てています。

そんな環境で育っている息子ももうすぐ2歳半。

今までは日本語ばかりだった自宅での一人遊びを英語でもするようになってきました。

そんな息子の英語で話す内容を聞いていて「すごい!さすがネイティブ!」とはっとさせられた点などを成長記録としてまとめておきます。

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息子の話す能力

以前は夫にもほぼ日本語で話しかけていましたが、その頻度がぐっと減りました。最近は英語も随分と文章で話せるようになってきたこともあり、夫には英語、私には日本語、とほぼ使い分けています。

私は英語との出会いが中学生の義務教育だったので、「英語=文法」という楽しくない入口でした。中学・高校と英語が得意と思ったことは一度もなく「英語=文法覚えなきゃ=意味分からない!」という存在。

もちろん息子はそんなことを考えず、どんどん日々の生活の中で英語を身につけています。子供の脳は本当にスポンジです!

以下英語の文章は息子の発言です。カッコ内は私の意訳なのでご参考までに。

3人称単数以外は動詞に「s」

Baby sister goes achoo!

(赤ちゃんの妹は「ハクション」ってするよ。)

ちゃんと「go」ではなく「goes」って言えてるんです。

名詞が複数の時には「s」

one dog, two dogs, three dogs

(犬が1匹、犬が2匹、犬が3匹)

ただ複数形で名詞の形が変わるもの(mouse - mice / ねずみ)なども「mouses」と言ったりもしています。

英語には冠詞の「a」と「the」がある

This is a parking for the red car. 

(この駐車場は赤い車用。)

冠詞、私は一生正しく身につけられない気がします。

 

もちろん2歳児なので間違いも沢山ありますが、それもそのうち自分で正していくんだと思います。

息子の英語力の伸びは学校(プリスクール=現地の幼稚園のようなもの)も多少関係あるかもしれませんが、学校は週に2回・半日だけです。

なにより一番は夫との会話&絵本だと思っています。

男の子あるあるに漏れず、我が家の息子も乗り物が大好きです。図書館に行っては働く車や電車の本を借りてきます。とにかくタイヤが付いていればいいようです。笑。

夫は息子と絵本を読む際、字を指でなぞりながらゆっくり読みます。そして時には息子も夫に続いて読んでおり、好きな本は暗唱しているものもあります。

息子はこの方法で沢山の文章を覚え、文章の単語を変え、展開させて使っているようです。

例えば「Time to go.」(出発の時間)という文章を覚えたら、これを Time to stop. / Time to play. / Time to sleep. などと使っています。

多読ってやっぱり大切なんだな、と身を以て実感中です。

息子の読む能力

会話は日本語の方が得意なようですが、読む分には英語が強いです。

アルファベットの大文字は全て読め、小文字も似た形のものはだいぶわかるようになってきました。

最近ではスペルも徐々に覚えてきているのか、少なくとも「train」「BRIO」(ブリオ=電車のおもちゃのブランド名)が読めます。あとは学校で名札を探すので、自分の名前&私の名前のスペルも分かっています。

この読む力も夫との多読の賜物です。

私も負けじと日本語を教えてみたりもしたのですが、ひらがなのフラッシュカードなどはどうも絵で覚えてしまっているようです。

まぁまだ2歳なので、これは焦らず本人が興味を持つのを待ってみようと思っています。

気長に、根気よく

最近の息子の口癖は「なに?」です。

何回も同じことを聞かれるので正直疲れてしまいます。ですが、ここで繰り返し答える(=聞かせる)ことで学習しているのだと思い、根気よく付き合うようにしています。

息子は昨年末に生まれた妹が大好きで、四六時中話しかけているのですが、今のところ日本語&英語の両言語を使っています。

娘が息子くらいに成長して会話できるようになった際、この2人の共通言語が何になるのかも今からとても興味深いです。

私の予想では引き続きアメリカに住んでいれば英語、日本に引っ越せば日本語、になるのかな、と思っています。

眼を見張る子供の成長、これからも楽しみです!

 

▽バイリンガル育児について他にも記事を書いています。

▽息子に負けじと、オンラインで英語学習にも励んでいます。