いちとまんまると in イギリス

夫と私と息子と娘、4人暮らしの日々

【バイリンガル育児】親が英語に苦手意識を持っていることの弊害。

こんにちは。

アメリカ生活2年目のいちです。

今日、3歳の息子からぐさっと刺さる一言をくらってしまいました…。

バイリンガル教育の壁を少し感じた出来事と感じたことを書き留めておきます。

 

バイリンガルな我が家の家族構成

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簡単に我が家の現状をご紹介します。

家族構成は英語母語の夫、日本人の私、日本生まれの3歳息子と、アメリカ生まれの0歳娘です。

いわゆるインターナショナルカップルで、国際結婚をしました。

息子が1歳4ヶ月の時に、日本からアメリカに移住。

夫は英語が母語ですが、日本歴も長く日本語も会話、読み書きができます。

私は最低限アメリカ生活に困らない程度には英語も話せます。

子どもたちは日本語と英語のバイリンガル環境で育っています。

 

家族間の使用言語

我が家で使用している言語の目安はざっくりこんな感じです。

  • 夫と私=日本語95%、英語5%
  • 夫と子ども=日本語20%、英語80%
  • 私と子ども=日本語80%、英語20%
  • 子ども同士=日本語60%、英語40%

 

夫と私

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夫とは出会った時からずっと日本語です。

夫は漢字含め大丈夫なので、メールも日本語。

私は自分の母語なのでとにかく楽!

現在アメリカ在住ですが、夫と日本語で話せることはとても大きな支えです。

英語5%は会話に入る第三者が英語のみ話す場合、夫婦間でも英語で話します。(聞かれて都合悪いことは日本語でこそっと話したりしますけどね。これすごく便利です。笑)

 

夫と子ども

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夫と子どもは基本英語ですが、息子は現在日本語の方が得意なため、夫に日本語で話しかけることもあります。

「英語でなんて言うか分からない」とよく言うんですよね。

なので私が分からなければ日本語でいいよ、と許しています。

ちなみに夫から息子への返答は常に英語です。

息子に英語を強制して嫌いになってほしくないし、夫との会話も楽しんで欲しいし、との思いでゆるくしています。

夫のおかげで息子もストレスをあまり感じず、バイリンガル環境で生活できているんじゃないかな、と思います。

でも、昔よりぐっと日本語の割合が減り、英語も上手になってきました。

英語のみで会話する日も遠くないんじゃないかな、と感じています。

 

私と子ども

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私と子どもも基本日本語なのですが、最近英語の割合が少しだけ増えています。

一番は息子の学校です。

学校内は英語を話すように、とルールがありそれに従っています。

他にも買い物や公園でも第三者がいれば英語で話すことが多いです。

絵本も2割ほどは英語の本を読んでいます。

昔は英語の本はお父さん、と言っていたのですが、そうなると英語の本を読んでもらえる機会がすごく少なくなってしまうんですよね。

あとは図書館に行った際は必然的に英語の本を読んであげないとすることがありません。

制限をかけて本を読む機会を減らしたくもないので、最近は息子が読んで、と持ってくる本はなんでも読んでいます。

ちなみに夫も息子と日本語の本も一緒に読んでいますが、ほぼ息子に読ませる作戦なようです。(息子はひらがなは一人で読める。一方英語はまだ難しく、私にはこれができません。)

 

子ども同士

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子ども同士と言っても、娘はまだ話せないので息子が一方的に話しかけているだけです。(これが超絶可愛い!)

基本的に夫といる時は英語、私といる時は日本語、が多いです。

2人で遊んでいる時は若干日本語が強いかな、という感じですが、どちらも話しています。

今後娘が話すようになってどうなるかが楽しみです。

 

息子の何気ない一言

さて、今日ぐさりと胸に刺さった息子の言葉なのですが…。

この本を読んでいる時でした。

0さい~4さい こどもずかん 英語つき

 

この図鑑は英語付きで、英語には親切にカタカナのふりがなも付いています。

(例えば電車の絵に対して「でんしゃ」「train」「トゥレィン」という感じ。)

「なんで?」が大好きな3歳児、今日の論点は「なんでカタカナでも書いてあるの?」でした。

バイリンガル育児、なんて答えるのが正解なんでしょう?!

私は「英語のtrainが読めない人が読めるようにだと思うよ。」と答えました。

それに対する息子の一言が「お母さんとか?」と…!

お母さん英語上手じゃないけど、trainは分かるんだよ。読めるんだよ…。

本当に本当にショックでした。

まさか我が息子からこんなことを言われる日が来るとは思ってもいませんでした。

 

親の英語に対する苦手意識

振り返ってみると思い当たる節はあります。

私は息子が英語の本を持ってきた際に、「お父さんの方が英語上手だから」と、読むのを断っていた時期がありました。

他には息子が文字数の多い英語の本を選んだ際、「お母さん英語上手に読めないから違うのにして」とも言っていたんですよね。

これが今日の息子の一言に繋がったんだと思います。

私は息子も私の拙い英語よりも夫の英語を聞いた方がいいだろうし、と考えていただけなのですが、まさかこんなことになるとは…。

 

子は親の鏡

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この一件で「自分のことをけなす、下げる」という行為は子どもに見せるものじゃなかったな、と反省しました。

将来子どもたちがどちらかの言語に苦手意識を持つ可能性は十分にあります。

そうなった時に絶対自分のことをけなしたり劣等感を感じないで欲しい。

私のように「上手じゃないから」なんて言わないで欲しい。

その時はできる範囲で、学んだことに対して誇りを持って欲しい。

そのためにも、まずは私が苦手意識を捨てて英語と向き合わないといけないなぁと、考えさせられた出来事でした。

英語に限らず、何事も前向きに楽しく取り組むようにしないといけませんねー!

 

 

 

▽現在育児の合間にオンライン講座で英語学習に励んでいます!