日本語の難しさ、お兄さん?鬼さん?
こんにちは。
昨年末から夫、息子とアメリカで暮らしています。
バイリンガル2歳児の様子
現在2歳3ヶ月息子、彼のおしゃべりは相変わらず止まることを知りません。
日々吸収&学習し、擬音語もジェスチャーも交えて一生懸命に話す姿は、親バカですが可愛くて仕方ないです。
バイリンガル環境で育っている息子は最近では日本語と英語が存在することも理解してきたようです。
「Englishは何?」と聞いてきたり、数字の7を見て「なな、しち、Englishはseven!」と教えてくれたりします。
公園や学校でも日本語が通じないと分かると、英語で言い直す場面も出てきました。
随分話すようになり意思疎通もできますが、まだまだ舌足らずですし、やはり親でないと分からないことも多く、残念ながら夫にも通じないこともあります…。
難しいのは英語より日本語?
日々息子と話す中、日本語って難しいなぁ、と感じることが増えてきました。
当たり前に日本語で育ってきているので、なかなか気づかないものですね。
その中でも「数字と単位」と「似ている言葉」は教えるのに四苦八苦しています。
数字と単位
数字の言い方も色々で、例えば「4=し、よん」「7=しち、なな」など。
どちらを使っても大丈夫な場合もあるし、決まった言い方でないと違和感を感じる場合もあります。ややこしい!
そして数の単位。
最近数にとても興味津々の息子ですが、時計を見て「2ぷんになった」や、公園で「犬さん4(し)ひき」と教えてくれたり。
使い方「数+単位」はあっているんです。
でも正解ではない、難しい!
これらの使い分け、使い方は成長の過程で自然と身につけていくのだと思いますが、日本語を学ぶ子供って賢い!とは思わずにはいられません。
もし私自身が日本語が母語でなく、日本語を外国語として学習した場合、ここで挫折してしまいそうです。
似ている言葉、母音の難しさ
他にも日本語学習で難しいと言われている点に「長母音、短母音」の違いがあります。
「おばあさん」「おばさん」など、使い分けが難しいとよく聞きます。
それがまさか2歳児にも当てはまるとは思いませんでした!
息子の使う食器に可愛らしい鬼の絵の書かれたお皿があるのですが、「今日は鬼さんのお皿だよ〜」と出すと、息子からは「お兄さんどこ〜?」との返事。
最近、「2歳のお兄さん」と息子をおだてることが多いこともあって「お兄さん」という単語に敏感なだけかもしれませんが…。
「鬼さん」と「お兄さん」、息子はまだ言い分けることができません。
ややこしいのでひとまずは「鬼のお皿」と呼ぶようになりました。
日本語、とっても奥深いです!
▽バイリンガルの息子に負けじと、私もオンラインで英語学習を始めました。