アメリカで定番のアップルソースを手作り!
こんにちは。アメリカで2歳児育児に日々奮闘中です。
2歳の息子が週2回通う学校(プリスクール)では毎週テーマが決められています。
匂い、形、色、カボチャ、などなど。ある週はリンゴがテーマでした。
この週は学校でリンゴをモチーフにした工作をしたり、リンゴの登場する絵本を先生が読んでくださったり、皆でアップルソースも作りました。
アップルソース、日本ではあまり馴染みがない気もしますが、アメリカだと大抵どこのスーパーでも何種類も並んでいます。基本的にリンゴをくたくたになるまで煮て、ソース状にしたものです。砂糖不使用、オーガニック、シナモン味、人参風味、マンゴー風味、など色々あり、好みのものを選べます。
そんなアップルソースですが、学校から事前に「アップルソース作りをするのでリンゴ代として1人1ドル回収します」とメールで連絡がありました。
2歳児がアップルソースを作る?1クラス20人弱いるけど?包丁や火はさすがに使わせないよね?テーブルナイフで切る?クッキー型で芯を抜く?とりあえず頭の中がハテナだらけでした。
いざ当日、教室に着き納得です。ハンドルをくるくる回すと皮がむける器械が用意されていました。子供はリンゴがセットされている器械のハンドルを回すだけ。それだけで皮が剥け、芯が取れ、スライスされたリンゴが残るのです。すごい!
⇩こんな感じです。
Apple Peeler, Corer & Slicer | Pampered Chef
後は先生がお鍋でリンゴを煮てくださり、帰る際に一人ずつ頂き持ち帰りました。
息子は自分で作ったアップルソースがよっぽど気に入ったようで、家で作る、とスーパーでリンゴを買う気満々。翌週、早速先生に作り方を聞きました。
インターネットで調べるとレシピも色々ありますが、今回教えていただき作ったレシピは砂糖無添加、基本の材料はリンゴと水だけです。離乳食や子供、もちろん大人にも優しい味です。簡単に言えば、リンゴの皮と芯を除いて、蒸し煮にするだけで分量も特にないのですが、参考までにレシピも記載しておきます。
アメリカ人に教えてもらったアップルソースの作り方
材料
- リンゴ(フジ) 適量
- 水 適量
- シナモン(お好みで)
道具
- 蓋ができるお鍋
- マッシャー、泡立て器、ブレンダーなど
手順
- リンゴを洗い、4等分し、皮と芯を取り除く
- 鍋にリンゴを敷き詰め、鍋底が隠れる程度の少量の水を加える
- 蓋をして火にかける
- 水が沸騰したら弱火にして1時間ほど蒸し煮にする
- リンゴが崩れる程柔らかくなったら、マッシャー、泡立て器、ブレンダーなどで好みのピューレ状にする
- お好みでシナモンを加え、好みの水分量になるまで煮詰めてできあがり!
先生からのアドバイス
- リンゴは甘み&水分をよく含んでいるフジ(アメリカでもFUJIとして売られています!)がオススメ。
- フジを使うのであれば、お水は「dash of water」(少量のお水)で十分。リンゴから水分が出始めるまでの補助的な役割だそうです。
ちなみに自宅では息子は手伝っていません。スーパーに一緒にリンゴを買いに行っただけです。息子が就寝してから作り、翌朝作ったよー、とパンに塗ってあげました。
普段は市販のアップルソースを購入していたのですが、煮込み時間はかかるものの、思っていたよりも簡単に美味しく作れてびっくりしました。
我が家のアップルソースの消費者は主に2歳の息子です。パンに塗るジャムがわり、プレーンヨーグルトやカッテージチーズと混ぜる、デザートやおやつにそのまま食べる、といった感じです。
息子が食べる他には、私は料理のソースとして使ったり(豚肉と合わせるのが好きです)、お菓子作りでバターを減らしたい際に、バターの代わりとしてもアップルソースを使っています。
スーパーではパウチ状のものも売られており、外出時に便利です。(これは濃縮果汁が入っているので甘くて美味しいようで、息子にとって特別なおやつです。最終手段として普段は隠しています。)
今回アップルソースを作り思ったのは、正直、リンゴを買って、皮と芯を除いて、1時間蒸し煮して…と考えると、購入するのが便利で楽です。アメリカだとリンゴを買う値段とそう変わらない気もします。
今後、リンゴを大量消費したい、息子が大きくなって一緒に作れる、そんな時にはまた作ってみたいです。
⇩アップルソースを使ったバナナブレッドのレシピはこちら。