いちとまんまると in イギリス

夫と私と息子と娘、4人暮らしの日々

オーガニックな生活への憧れと矛盾。

今回は私の食生活に関するつぶやきです。虫の描写が出てくるので苦手な方はお気をつけください。

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私の食生活の転機は結婚です。

それまでは正社員で働いていて帰宅が遅い日々&実家暮らしだったので、食生活を丁寧にする余裕もなくインスタントやコンビニにもお世話になっていました。

 

結婚後、仕事を変え、勤務時間が短くなりました。時間に余裕もできました。

買い物を全て自分でするようになり、食品表示を読むようになりました。添加物をできるだけ避け、調味料はなるべく昔ながらの製法のもの、出汁は鰹と昆布、野菜は直売所、ぬか床を育ててみたり、できる範囲で体に優しい生活を心がけるようになりました。

でも変わらず外食も好きですし、ジャンクフードも好きです。産後はOisixにお世話になったり、テイクアウトにも随分助けられました。

 

今回はそんな食生活の中でもお野菜について。

結婚当時、直売所が近くにあり、よくそこで野菜を購入していました。枝豆、ブロッコリー、ピーマンなどから小さな青虫が出てくることもありましたが、一瞬怯むものの、美味しい証拠、きつい農薬が使われていない証拠、と思い、虫をベランダに逃しつつ、調理していただいていました。

 

そしてアメリカへ移住。

最近は予定のない週末はファーマーズマーケットへ行くのが習慣化しつつあります。

そこで多めに野菜を買うことが多いです。

レタスから小さな青虫や蟻が、なんていうのは今までもあったのですが、今回はトウモロコシ。

先日、初めてファーマーズマーケットでトウモロコシを購入しました。

売り場に「皮は剥かないで」と書かれていたので、中は確認できず。小振のものが3本で2ドルだったので6本購入しました。

 

トウモロコシはそのままいただく際は皮付きのまま電子レンジで加熱しています。今回も取り敢えず3本加熱。

冷まして剥いてみると、ひゃー!なんか食べられてる。虫っぽいものも…。

虫食いのひどかった1本は途中で触るのが怖くなり、ごめんなさい、と思いながらそのまま処分。

残りの2本は虫食いの部分を切り落とし、洗っていただきました。

 

そしてまだ残っている3本。

取り敢えず虫が出てくるのが怖くてベランダに一晩置いてみました。

翌日、そのまま加熱は恐ろしかったので、取り敢えず皮を剥くことに。

1本目は綺麗でした。

そして2本目。ひゃー!また出た!

でかい青虫が元気に動いていました。

青虫をベランダに逃し、トウモロコシは処分。

3本目も剥いている途中で大きな穴が出てきたので怖くて処分。

 

結局、購入した6本中半分以上を処分してしまいました。

勿体無い、ごめんなさい、と思いつつ、無理でした…。

 

私は都会育ちでもなく、どちらかというと田舎育ちです。子供の頃は平気で虫捕りもしていたし、カブトムシの幼虫やカマキリの卵も育てていました。

でもそんな無邪気な時代は思い出せないくらい遠い昔、やっぱり無理です。できれば虫とは関わらずに過ごしたいです。

ここで生まれる矛盾。

野菜はオーガニックやファーマーズマーケットのものが食べたい…。

最近は自家農園などされている方も多いようですが、皆さん日々虫と戦われているのでしょうか。

以前紹介したコンポストでミミズを飼っている友人もいますが、オーガニックな生活を目指すなら虫と仲良く共存する道しかないんですよね…。

ここは息子が虫に強く、料理好きに育ってくれることを期待します。

 

⇩ミミズを飼っている友人が登場します。

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