いちとまんまると in イギリス

夫と私と息子と娘、4人暮らしの日々

【体験談】4人をバイリンガル育児中のお母さんのお話。

こちらの記事に続いてバイリンガル子育てについて少し。

今日は息子が来週から通う学校(こちらではプリスクールと呼ばれアメリカの幼稚園のようなもの、義務教育ではありません)の説明会でした。

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担任の先生とも初めてお会いしてきました。

 

プリスクールの先生のお話

この先生、アメリカ生まれではなく、15年前にこちらに来られた背景をお持ちです。

4児(!!!)の母でもあり、高校生のお子さんもおられます。

とてもお若く見えたのでびっくりです。

学校内では英語が共通言語になるので、その延長で先生のお子さんのことを少し話してくださいました。

 

14歳で母親の言葉を話し出した

現在高校生のお子さん、14歳までは英語しか話さなかったそうです。

それでも先生(母親)はめげずに母国語で話しかけ続けていました。

そして2年前、お子さんを連れて母国に行かれた(期間は分かりません)際、お子さんが急に先生の母国語で話し始めたたんだそうです!

これがきっかけになり、今でも母子の会話は先生の母国語でされています。

 

英語が母語でない人も学校では英語

私が現在住んでいる地域は様々な人種の方が生活しています。

公園に行っても、英語以外の言語が耳に入ることが多いくらいです。

そんな土地柄もあり、学校の説明会に来られていた方々の人種も様々。

子どもが慣れるまでは親が付き添う方針の学校なのですが、学校の門を入ったらできるだけ英語で話すように推奨されています。

私と息子も普段は日本語で会話していますが、週2回、学校にいる間は英語で話すことになります。

 

子どもが英語を話しても母語で話しかけ

ここで先生が話してくださった上記のお話に繋がります。

「英語の他に母国語があるのなら、家ではその言語を話し続けることを強くお勧めします。例え子どもが英語しか話さなくても、母国語を話し続けて。」と。 

息子も今後、アメリカに長く住むことになれば英語しか話さなくなる日が来るかもしれません。

私たちは日本からアメリカに移住してきましたが、夫も私もアメリカ人ではないため、ここに永住する予定は今のところありません。

今後、他の第3国や夫の母国に移住するかもしれませんし、日本に帰るかもしれません。

日本に帰れば英語を話さなくなる可能性もあります。

もちろん今の調子で英語も日本語も身につけて欲しいとは思っています。

ですが、どちらかの言語しか話さない、そんな日が来る可能性は十二分にあります。

 

バイリンガル育児の目標

バイリンガル教育は考え出すと道に迷ってしまいそうですが、今日の先生のお話を聞いて私も息子が高校生になるまで頑張ろう!と思いました。

子供が大きくなってからの体験談を聞くことはなかなか無いので、とても良い刺激を頂きました。

このお話だけでなく、子供のことをとても考えてくださっているお人柄が伝わって来る先生だったので、来週からの学校も楽しみです。

 

▽バイリンガルな息子に負けぬよう、私も育児の合間にオンラインで英語学習中です。