歯科医に聞いた、子供のおやつに避けたい意外な食べ物。
こんにちは。
アメリカ生活2年目のいちです。
3歳の息子が夏休みに入る前、歯科の先生が学校に来て子供たちにお話をしてくださいました。
息子は途中でお話に飽きていましたが、私がとても勉強になったのでまとめておきます。
歯に良いおやつ、悪いおやつ
私が一番衝撃を受けたのはこのお話です。
先生が2択の質問をする形でお話をしてくださいました。
(あくまでも歯に関してのみ、栄養面は考慮せず)
レーズン vs りんご
レーズン(ドライフルーツ)、歯には良くないんです。
食べた際、歯にくっついてしまうことが原因です。
砂糖が添加されていなくても、糖分が高く、それが長い間口に留まります。
キャラメルと同じですね。
このお話、本当に衝撃的でした!
言われてみれば納得なんですけど、
「ドライフルーツ=果物=体に良い」
と思い、息子の間食に出していました。
さらには生の果物と違い、買い置きもできるし、包丁を使う必要もなく、親としても楽。
ドライフルーツ同様、フリーズドライの果物もよく購入していましたが、これも歯にくっつきやすい…。
排除まではしていませんが、購入頻度はぐっと減りました。
息子も好きなので、食べたいということもあります。
その際は、
「先生がベタベタくっつくから歯磨きしてくださいとお話してたよね」
と、間食でも食後にしっかり歯磨きをすることを約束しています。
先生もお子さんがレーズンなどを食べる際は、いつも以上にしっかり歯磨きをさせると仰っていました。
一方、生の果物は歯にくっつかない上、食物繊維が歯の掃除の手伝いもしてくれるそうです。
オレオ vs M&M’S
どちらも選びたくないのが本音ですが、子供の成長とともにこういう時が来るのかもしれません。
この2択の場合、歯に良いのはM&M’S(チョコレート)です。
オレオは歯にくっつく、チョコレートはすぐ溶ける、ということです。
アイスクリーム vs グミ
上記同様、歯にくっつかない、すぐ溶けるということで、アイスクリームが歯には良い選択です。
子供用ビタミン剤
アメリカでは子供もビタミン剤もたくさん売られています。
子供用が摂取しやすいようにグミの形状のものもよく見かけます。
もし摂取するのであれば、間食同様に歯につきやすいグミ状よりも、飲むタイプをオススメされていました。
飴やガムを食べたがる子の対策
これは先生に聞いたお話でなく、どこかで読んだ内容です。
飴やガムは一度口に入れるとしばらく甘いものが口に入った状態なため、これも避けたいおやつ。
こどもがこれらを欲しがる、食べる際は、きちんと食卓に座って食べるように伝えると良いんです。
そうするとものの数分でじっと座ることに飽き、口から飴やガムを出して席を立ってしまうんだとか。
息子はまだ飴やガムを食べる年齢ではありませんが、そうなった際にはこの方法で乗り切ろうと思っています!
歯磨きについてのアドバイス
- 1日2回、朝(朝食前でも後でも)と夜(就寝前)
- 歯ブラシを歯2本ごとに当てて各10秒ずつ、表、裏、噛み合わせ、全ての面同様に
- キラキラ星を歌い切るくらいの長さが良い
- フロスは夜1回
- 電動歯ブラシでも良いが親が手伝う(一人でできるのは8歳から)
- うがいは3〜4歳から、それまでは飲み込んでも大丈夫な様にフッ素の入っていない歯磨き粉を
これは日本で受けた子供の歯磨き講習と重複するお話も多かったです。
電動歯ブラシがアメリカっぽいかも!?
最後の質疑応答で、うがいの練習方法を尋ねたのですが、横で親が何度でもお手本を見せてあげるように、とのお答えでした。
息子は最近飲み込まずに出せることが増えてきたので、ようやっとかな。
(食事中にふざけて水をぐちゅぐちゅしたり、吐いたりすることはできるのに、何で歯磨きだとできないんだろう…!?)
健康な歯は子供へのプレゼント
恥ずかしながら、私が歯を気にかけるようになったのは社会人になってからです。
子供の頃は学校の健診で虫歯が見つかり、そこで初めて歯科にお世話になっていました。
30年以上昔は今と違い、定期的にクリーニングをしてもらう概念もなかったのかもしれません。
それでも、定期健診やクリーニングの習慣が子供の頃から身についていれば、もっと虫歯を避けられたんだろうな、と思わずにいられません。
現在は定期的にクリーニングや健診に歯科を訪れ、フロスや歯間ブラシも使っています。
まずは親が口内環境を良くして虫歯菌を移さないように気をつけています。
そして子供にもしっかりと歯磨きの習慣や定期健診の大切さ、良い食習慣を伝えてあげたいです!