いちとまんまると in イギリス

夫と私と息子と娘、4人暮らしの日々

【子連れで国際線】1歳と3歳を連れ長距離飛行機移動 ③

こんにちは、いちです。

約1ヶ月間、アメリカから日本に家族(夫・私・息子・娘)で帰省してきました。

フライト当時、息子は3歳4ヶ月、娘は1歳0ヶ月(生後12ヶ月)です。

 

少しでも参考になることがあればと思い、小さな子を2人連れての長距離飛行機移動での体験や感想をまとめています。

こちらは1つ目の記事アメリカは空港に行くだけでも大変!)、2つ目の記事(用意した荷物やチェックイン&手荷物検査)の続きです。

ご興味のある方はそちらから読んでいただけると嬉しいです。

 

機内での過ごし方

息子は夫のパソコンでDVD鑑賞、娘は授乳というイベント(?)もあったので、機内では自然と、

  • 夫:息子担当
  • 私:娘担当

という分担になりました。

席順は機内中央3席で、端から夫・息子・私&娘、という配置に。

前に座席のない一番前を確保したので、夫が私側に移動なども簡単に出来良かったです。

 

離着陸時の耳抜き

飛行機に初めて子どもを乗せる際に心配なのが、離着陸時の耳抜きだと思います。

我が家は耳抜き対策として、

  • 息子:水筒にお水
  • 娘:おしゃぶり

を用意しました。

 

幼児

息子は3歳で話もできるので、

  • これから飛行機が離陸して耳が変に感じるかもしれない
  • でもそれは皆に起こるから怖いことではないよ
  • いつも通り喋っていれば大丈夫
  • それでもおかしければお水を飲めばいい

という感じで、離陸前に夫が息子に話していました。

息子は結局、水筒のお水を飲むこともなく平気そうで良かったです。

関係あるかどうかは分かりませんが、息子は日本の国内線は何度も、国際線も数回経験済みです。(きっと本人は全く覚えていないけど。)

 

赤ちゃん

赤ちゃんなら授乳やミルクも対策になりますが、タイミングが難しいんですよね。

飛行機が離陸したと思って飲ませ始めても、まだ上昇しきらないうちに飲み終えてしまったり。

お腹の空く時間でなく興味を持ってくれなかったり。

授乳で乗り切ろうと思われている方は、普段から授乳ケープに慣れておくことも大切です。

娘は授乳ケープが好きではないので、本当にお腹が空いていなければすぐに顔を出してしまいます。

ということで、娘には離着陸時におしゃぶりを口にくわえさせていました。

これも普段慣れていない子は練習が必要かもしれません。

あと落とさないようにおしゃぶりホルダーや汚れた時の替えがあると安心です。

▽我が家は息子の時からNUKを使っています。

 

2人とも毎回離着陸時には起きていたものの、泣くこともありませんでした。

 

離着陸時の子ども

ちなみに離着陸時、座席購入の必要がある年齢の子は一人で座席に着きシートベルトをしなくてはいけません。

親の抱っこでもいいですか?と聞いたのですが、やんわりと断られました。

寝ていても起こして一人で座らせ、シートベルトをしないといけないとのことです。

安全第一ですもんね。

娘は両手で抱っこ、エルゴで抱っこ、両方しましたが、エルゴで抱っこしていた方が逃げられないので安心感がありました。

子どもは嫌がりますけどね…。

訂正です。

私は今回エルゴで子どもを抱っこした状態での離着陸に何も言われませんでしたが、航空会社によっては禁止されているようです。

もしエルゴなど、抱っこ紐を使った状態での離着陸を希望する場合は、事前にフライトアテンダントさんに確認するのがよさそうです。

 

子どもの食事

機内食は前もってチャイルドミール(幼児食)とベビーミール(離乳食)をお願いしておきました。

万が一足りない場合も考え、バナナやみかんなども持ち込みましたが、十分な量で2人とも残すくらいでした。

飲み物は蓋&ストローを付けてくださります。

大人にも子供がいるので、聞いてくださりました。

余裕がなかったので、まともな食事の写真はありませんが参考までに。

▽ホームページには綺麗な写真が載っています。

特別機内食(スペシャルミール) | 空港・機内で [国際線] | ANA

 

チャイルドミール

内容が子ども向け(ハンバーグやパスタなど)で、量は大人と変わらなかったです。

朝食は若干軽めかな、という感じ。

日本発アメリカ着の便では、コアラのマーチやグリコも付いてきました。

▽写真はアメリカ発日本着便

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ベビーミール

▽写真は日本発アメリカ着便、しかも2年前の息子のものですがご参考までに。

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今回も上の写真とほぼ同じ内容にホットミールでした。

▽これは今回の日本発アメリカ着便で出たホットミール。

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この内容のものが夕食と朝食に出ました。

アメリカ発も中身がアメリカ風になるだけで、内容は同じような感じ。

離乳食はペーストやマッシュ状のものが多かったので、どの時期の子でも食べやいように用意してくださっている印象です。

バナナは機内でも用意してくださっていたので持ち込み不要だったかな、と思ったのですが、頂いたバナナはまだ青みが強くて硬く、娘は食べませんでした。

子供の好き嫌いや万が一も考えて、バナナやパン類など、持ち込みすると心強いです。

我が家は機内食とは別に間食もいつも通りにしたので、パウチで吸えるタイプの離乳食が便利でした。

▽こういうもの。

ベビービオ オーガニック ベビースムージー アップル・スイートポテト

大人はいつ食べるか

これも子連れフライトの課題です。

子どもが一人であれば、親が交代で食べられるんですけど、2人小さな子がいるとなかなかそうもできず。

夫は息子の介助をしつつ、同じタイミングで食べていました。(食べるというかかきこむ。)

私は先に娘の食事を持ってきていただき、娘を食べさせてから自分の分を持ってきてもらいました。

そして娘をエルゴにて抱っこしつつ自分の食事を済ませる。

ただ、ずっと座っていると娘も愚図るので、半分くらい立って娘をあやしつつ食べました。

お行儀が悪いのは重々承知しているのですが、仕方ないです。

これも前に座席のない場所だったので広さに余裕があり、立ったり座ったりできました。

1人で同じくらいの年齢の2人を連れて長距離フライトに望んだ友人がいるのですが、食事はどうしたのでしょう!?

何かカロリーメート的なものが必要なのかも。

 

機内での暇つぶし

なんと言ってもフライトが長い!

寝てくれれば一番なのですが、アメリカ発の便は午前出発だったので、寝ないだろうなぁと踏んでいました。

 

幼児

息子は持ち込んだ絵本、紐通し、DVD。

あと機内でシールブックもいただけたので、それも楽しそうに遊んでいました。

でも絵本やシールブックはそこまで時間が稼げないんですよね。

お絵描き道具も持ち込みましたが、一切しませんでした。

息子があまり興味がないこともありますし、機内が暗くなると難しいです。

ということで、ほぼDVDを見て過ごしました。

あとはエコノミー症候群予防も兼ねて、一番後ろまで飲み物をもらいに行ったりも。

本当にDVD(ダウンロードして用意&一緒に付き合って見てくれた夫)ありがとう!

 

赤ちゃん

娘は座席に座ってベルト(指挟まないよう要注意!)やリモコンで遊ぶ、通路を後ろまで歩き、後ろでウロウロするなどして過ごしました。

おもちゃや絵本も持参しましたが、床に投げ落としてしまい、衛生的でないので早々に片付けました。

赤ちゃんのおもちゃは落ちないように紐でつなぐなど、対策しておくと良いかもしれません。

歩き始めの娘は、歩くだけで楽しい時期なのでこれは本当に良かったです。

息子が1歳4ヶ月の際、日本からアメリカへの引越しで飛行機に乗った際は機内のテレビでトーマスやおさるのジョージを見て過ごしていました。(音声なしで映像のみ)

娘にもミッキーマウスなど一応見せたのですが、じっと座って見ることはありませんでした。

あと、私たちの座った前方のビジネス席がお客さんが0人だったので、子どもを歩かせてもいいか伺ったのですが、これはやはりダメでした。

 

トイレとオムツ変え

日本帰省に向けてトイレトレーニング中だった息子、トイトレを終えることなく飛行機に乗ることになりました。

機内では夜用のオムツを履き、でもトイレに行くようには誘いました。

結果、大きい方も小さい方もトイレででき、オムツ交換の必要はありませんでした!

頑張った!!!

私たちが乗ったボーイング787のオムツ交換台付きのトイレは広くて良かったです。

▽多分この169席タイプ。

ボーイング787-8 (788) | 機種・シートマップ | 空港・機内で [国際線] | ANA

子どもに付き添って大人が一緒に入る場合も、こちら(3つあるうちの中央)がオススメ。

娘は普段からテープタイプのオムツを履かせており(アメリカはパンツ式のオムツはほぼトレーニングパンツのみ!)寝転がっての交換に抵抗もないので、トイレのオムツ交換台でも問題なし。

交換台はお世辞にも広いとは言えませんし、ベルトもなく少し不安は残りますが、身長約80cmの娘も大丈夫でした。

オムツ交換に関しては、バシネットや座席前の床、親の膝の上などで交換した、なんていう話も見聞きしますが、これは衛生面的にどうなのでしょうか…。

 

機内で子どもを寝かせる

思った以上に寝てくれませんでした…。

 

幼児

息子は早起きしたので機内が暗くなったら寝るかと思ったのですが、全く寝ず、結局いつもの就寝時間(19時)まで意地で起きている感じでした。

19時になってもフットレストを使って寝るのを断固拒否し、結局20時頃に夫の上で寝ました。

それも寝たのは2時間ほどだけ。

朝食の配膳で機内が明るくなり起きたのですが、少ししか寝てないもんだから超不機嫌な寝起き。

まさかのギャン泣き!

娘でなく息子が大泣きするとは予想外でした。

 

赤ちゃん

娘は普段通り、朝寝、昼寝、夜の就寝、という感じで3度ほどそれぞれ1時間半〜2時間寝ました。

当初は授乳後、そのまま座った状態で寝てくれるかな、なんて思っていたのですが甘かったです。

結局、私はエルゴで立って抱っこした状態でほぼ過ごすことになりました。

座ると起きるんですよね…。

私は立ちながら本を読んだり、ポッドキャストを聞いたりして過ごしました。

普段エルゴを使わないので、盲点だったのが赤ちゃんを抱っこしたままトイレに行きづらいということ。

ジーンズを履いていたのですが、エルゴは腰ベルトがあるのでトイレが難しいんですよね。

女性ならスカートをはいていれば幾分楽かもしれません。

 

フライトよりその後が大変だった

長くなりましたが、以上が我が家のアメリカから日本の子連れフライト体験記です。

(色々書き忘れていることがありそうですが…。)

なんやかんやで無事日本に着き、日本の国内線を乗り継いで目的地まで辿り着けました。

行きのフライトではビールやトマトジュースをこぼす粗相をしたり、息子が少ししか寝ずぎゃん泣きしたり、娘が立ったエルゴでしか寝なかったり、と大変ではありました。

ですが、小さな子2人連れて10時間以上のフライト、と構えていたこともあってか、終えてみれば案外大丈夫だったなという感想です。

それより何より、フライト後の時差ボケで子どもが夜中起きる、日中ぐずる方が辛かったです。

帰りは夜の便&8時間半のフライトで行きより楽でした。

でも時差ボケはアメリカに戻ってからの方がひどいです。

10日以上が経ちますが、絶賛時差ボケ中です。

特に娘がひどく、日中も夜中も今まではほぼなかった寝ぐずりするようになってしまいました。

時差ボケ対策の薬、開発されて欲しいです。

 

▽こちらによると、17時間の時差を移動すると解消するのに17日はかかるそうです…。後1週間頑張ります。